百人一首の決まり字 二字決まり

前回に引き続き。百人一首の『決まり字』のお話。

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今回は2文字目で決まる【 二字決まり 】抜粋です。
こちらは全部で42句。一番たくさんあります。
2字決まりは100句の中の約半分を占めてますね。

🚩 ニ字決まり (42句)

あけぬれば くるるものとは しりながら なほうらめしき あさぼらけかな
あしびきの やまどりのをの しだりをの ながながしよを ひとりかもねむ
あひみての のちのこころに くらぶれば むかしはものを おもはざりけり
いにしへの ならのみやこの やへざくら けふここのへに にほひぬるかな
うかりける ひとをはつせの やまおろしよ はげしかれとは いのらぬものを
うらみわび ほさぬそでだに あるものを こひにくちなむ なこそをしけれ
おくやまに もみぢふみわけ なくしかの こゑきくときぞ あきはかなしき
おとにきく たかしのはまの あだなみは かけじやそでの ぬれもこそすれ
おもひわび さてもいのちは あるものを うきにたへぬは なみだなりけり
をぐらやま みねのもみぢば こころあらば いまひとたびの みゆきまたなむ
かくとだに えやはいぶきの さしもぐさ さしもしらじな もゆるおもひを
かささぎの わたせるはしに おくしもの しろきをみれば よぞふけにける
きりぎりす なくやしもよの さむしろに ころもかたしき ひとりかもねむ
こぬひとを まつほのうらの ゆふなぎに やくやもしほの みもこがれつつ
このたびは ぬさもとりあへず たむけやま もみぢのにしき かみのまにまに
こひすてふ わがなはまだき たちにけり ひとしれずこそ おもひそめしか
これやこの ゆくもかへるも わかれては しるもしらぬも あふさかのせき
しのぶれど いろにいでにけり わがこひは ものやおもふと ひとのとふまで
しらつゆに かぜのふきしく あきののは つらぬきとめぬ たまぞちりける
たかさごの をのへのさくら さきにけり とやまのかすみ たたずもあらなむ
たきのおとは たえてひさしく なりぬれど なこそながれて なほきこえけれ
たごのうらに うちいでてみれば しろたへの ふじのたかねに ゆきはふりつつ
たちわかれ いなぱのやまの みねにおふる まつとしきかば いまかへりこむ
たまのをよ たえなばたえね ながらへば しのぶることの よわりもぞする
たれをかも しるひとにせむ たかさごの まつもむかしの ともならなくに
ちはやぶる かみよもきかず たつたがは からくれなゐに みづくくるとは
つきみれば ちぢにものこそ かなしけれ わがみひとつの あきにはあらねど
つくばねの みねよりおつる みなのがは こひぞつもりて ふちとなりぬる
なつのよは まだよひながら あけぬるを くものいづこに つきやどるらむ
ひさかたの ひかりのどけき はるのひに しづこころなく はなのちるらむ
みせばやな をじまのあまの そでだにも ぬれにぞぬれし いろはかはらず
みちのくの しのぶもぢずり たれゆゑに みだれそめにし われならなくに
みよしのの やまのあきかぜ さよふけて ふるさとさむく ころもうつなり
ももしきや ふるきのきばの しのぶにも なほあまりある むかしなりけり
もろともに あはれとおもへ やまざくら はなよりほかに しるひともなし
やすらはで ねなましものを さよふけて かたぶくまでの つきをみしかな
やへむぐら しげれるやどの さびしきに ひとこそみえね あきはきにけり
ゆふされば かどたのいなば おとづれて あしのまろやに あきかぜぞふく
ゆらのとを わたるふなびと かぢをたえ ゆくへもしらぬ こひのみちかな
よもすがら ものおもふころは あけやらで ねやのひまさへ つれなかりけり
よをこめて とりのそらねは はかるとも よにあふさかの せきはゆるさじ
わびぬれば いまはたおなじ なにはなる みをつくしても あはむとぞおもふ